理事長所信

公益社団法人川越青年会議所 二〇一八年度

理事長 三澤 栄治

 ひとがひとに憧れ抱くとき、ひとはまわりの人びとと共に、未来へ歩みを進めます。現代社会は目まぐるしく変化し、目の前の物事に捉われ、他人を想いやる心、まちの未来を想う心が失われています。また、少子高齢化や、自ら住まうまちへの関心の希薄化など、様々な問題が顕在化しています。だからこそ、人びとが互いに惹きつける心を持ち、まちを愛する必要があります。それにより、未来へ向け活力が溢れ、憧れ抱く川越が創造されると確信いたします。

「憧れ抱くひとづくり」
 憧れ抱く川越を創造するには、仲間のために率先して行動し、仲間の魅力を引き出し、共に活動する仲間力を育むことで、互いの心を成長へ繋げます。そして、多くの出会いと体験を通じて、人びとの心を惹きつけ、地域から必要とされるリーダーへ成長してまいります。これにより、まちの課題に向き合える行動と、憧れ抱く人材へと繋がります。
 次代を担う子どもたちは川越の未来そのものです。目には見えない心の価値を育むため、川越の魅力に子どもたちを惹きつけ、愛着を高めていただきます。心が何かに反応し、素直にときめくことができたとき、自然な形で主体性が生まれ、夢を見つけ、未来への歩みとなります。見えない心を形に変え、子どもたちが大人たちへ想いを伝える環境を整えて、その体験を通じて、惹きつける力を養い、川越の未来へ憧れ抱く人財へと成長していただきます。

「憧れ抱くまちづくり」
 憧れ抱くまちを創造するためには、だれしもが、まちの未来を想える環境が必要です。川越には、ひとを惹きつける魅力や広く発信できる文化があります。行政、諸団体、様々な若き心を持つ世代と連携し、斬新な発想を融合させ、新しいまちの魅力を創造します。そうすることで、まちへの想いが、ひとからひとへ伝播し、まちが多くのひとを惹きつける憧れ抱く川越に繋がります。
 企業は、どんな時代においても、常に輝き続けなくてはなりません。経営者の明確なビジョンのもと、変化を恐れない企業風土を持つことが大切です。そのためにも、リーダーは、柔軟で斬新な惹きつける資質を向上させると共に、企業のブランド力を高めることで、地域から憧れ抱く企業へ発展します。そして、人びととまちを惹きつけるため、我々の想いを未来へ続く物語として広域的に発信してまいります。

「憧れ抱く組織づくり」
 (公社)川越青年会議所は、今まさに、若き力に満ち溢れた組織となっています。その組織がさらに成長するためには、メンバーは未来を見据え、志を高く持ち、どんな困難な状況でも仲間のために集い、切磋琢磨しながら、共に想いを磨き上げる活動が必要です。委員会活動の充実と交流を深める機会の必要性を理解し、積極的にメンバー同志が関わり合い、惹きつける心を育み、憧れ抱く組織を創り上げます。そして、青年会議所の組織力向上の根幹をなすのは会員拡大です。メンバー一人ひとりが、どうすれば私たちの想いが伝わるかを真摯に考え、メンバー一丸となって会員拡大に邁進してまいります。さらに、(公社)川越青年会議所は、憧れ抱く存在であり続けるために、様々な場面において、効果的な発信方法を考え、我々の運動を強烈に示し、伝えていく必要があります。また、仲間の活動を柔軟な発想で情報共有を行うことで強い組織へ繋げます。

「最後に」
 青年会議所に入会し、一生涯の仲間と出会い、多くのことを経験させていただきました。この感謝の念を、胸に掲げ、第五十八代理事長として、全身全霊をかけて邁進いたします。